『海水浴台無し』
ウチの母は家族で海水浴に行ったとき、最初は泳ぐつもりは無かった。
海の家で休んでいたが、あまりに海が気持ち良さそうなので
「わたしも泳ごうかしら」と言いだした。
しかし母は水着は持っていない。
「お母さん、水着持ってないやん」と私が言うと
「ボディスーツ(下着)で泳ぐから平気よ」
と言った。
私は「それだけはやめてくれっ!お願いだから...」と泣きながら懇願した。
母は私に「変な子ねぇ〜、折角の楽しい海水浴が台無しじゃない」と言った。