16 最後の夜のCOFFEE SHOP(1995.1.19-アムステルダム)

とうとう最終日。
今晩過ぎたら明日は飛行機だ。
リーコンファームも済ましたので落ち着いた。
今日は何をしようかな。天気はいいし、寒くないし、最高だよ。

そういえば昨日は飾り窓を見て驚いた。
ショーウインドウにマネキンがいるなぁと思って見ていた
ら、二コッと下着の女の人が笑ったので、ゲッなんじゃ本
物や!と思って見回すと至る所そんなのばっかり。
あーそうか、ここが飾り窓かー、ハゲおやじもたくさんい
るし。
なんかきれいな人ばっかし。
時々ゲッと思う人もいるこたいる。






今日は紀文さんの提案で遊覧船に乗ることにしよう。
アムステルダムは運河の街なので観光船が発達していて、駅の近くには何ヵ所も発着所
がある。その中で一番ホテルに近い所で乗る。(11G)
これこそ船長さんの腕の見せどころーっであろう細い路地のような河をすごく器用に船
は走る。
一応ナレーションも入るが全然わからない、けどとても楽しい。
船にまで乗れて思い残すことないよ。

約50分の船の旅も終わり、ショッピングタイムの前の腹ご
しらえをしよう。
夜にはオランダ料理を食べることにして昼は中華にしよう。
昨日の中華屋のとりこになってる私達。
焼き飯と豚肉焼ソバとマーボドーフは1人前以上の量があ
り、しかも安いのでびっくり。
中国人は偉い、どこの国でもがんばってる。

ちょうどセールの時期で50%OFFの店ばっかり。
結局私達、靴5足も買っちゃたよ。

みんなのおみやげも買ったし、5:00頃物欲もすっかり消えうせて、ホテルに帰って休憩
TIME。

お腹いっぱいだけど、Barにでも行こう!
最後の夜なので酔っ払おうと、Barを探しに街に出た。
相変わらずドラッグ売りの多いこの街。
でもすごく安全。こっちにスキさえなければ恐いことなし。
ペドロのおやじは「スリに気を付けろ」と言ってたなぁ。
気を付けよう、でも危なさは新宿も同じだと思うよ。

Barに入ろうと思ったけど、やっぱりアムステルダムといえばCOFFEE
 SHOPだ!!
最後の夜だし、紀文さんに言うと「行こう!」という事になる。
よかったよかった。
ガラスが黒くてちょっと入りにくいけど入ると普通のBar。
悩んでいるとメニューが出てきた。
ビールと言えばビールが出るので、言わなければメニューは出ない
だろう。
MAROC. 2.5g 2.5Gを頼むとチョコが出てきた。
どーやってやるんだと聞くと、紙でフィルターの作り方を教えてく
れるスキンヘッズの兄ちゃん。
なんか飲み屋と同じ健全な所だ。
酒飲むのといっしょって考えなら、こんなにたくさんCOFFEE SHOPがあるのも分かる。
はっきり言ってBarを探す方がたいへんなくらいだから。


たいがい酔っ払ったのでテイクアウトして帰っ
て、ごはん食べて、またお腹すいて、買い出し
に行って、10:00頃まで遊んだ。いい夜だよ。

残りは持って帰れないので、ベッドメイキング
の黒人兄ちゃんにあげよう。








翌日へ    その頃、紀文は    その頃、文は