8 Plaha城へ行こう(1995.1.11-プラハ)
駅で怪しいおじちゃんが紙見せて"Speak English? This my hotel."と言って、客引き
にやってきた。
「おまえらはいくらだせる?」って言うから、「一人10ドル」って言ったらMy hotel
には一人10ドルも20ドルもあるから、とにかく見て決めてくれって。
"Come on!!"って言うんだけど、なんか車に乗せられて。
街のつくりもわかっちゃいないし、地図も持ってなくってビビっ
た。
車の中であれがプラハ城だ、これが図書館だ、横を通る車は○○
○?だと騒ぐおやじ。
あたしは城と橋が見えて場所がわかるまでけっこービビってた。
こわいよー。
どこいくんだよー。
1日1人10ドルのドミトリー見て、50ド
ル、65ドルといろんな部屋見た。
おじちゃんしゃべりっぱなし。
台所の付いているファンシーな部屋の前に
すごいカッコイイ屋根裏部屋、3人で45
ドル。
ここに決めた。
Plaha城に行こう。
ゴトゴト石畳、怪しい路地、街が迷路のよ
うになっててすごい。
でも、とにかく高い所から見下ろさないと
街のつくりがわかんないから、小路に入ら
ずにカレル橋へ。
川を白鳥が泳いでる。
アンティック屋、両替屋、おみやげもの屋
がいっぱいあって、観光地っぽいんだけど、
しずか。
通りのバーで昼ご飯食べた。
プラハ城への道を間違えたのか、まったく場所がわからない。
でも前にすごい長い城壁(らしきもの)と階段が見えた。
のぼればきっとプラハ城、でも遠ーい。
着いた!!
振り返るとすごい絶景、すばらしい。
おもちゃのような街プラハが見える。
教会は、上から怖いじいさんや悪魔が見下ろしてて、結構恐ろしい。
小造りなお城だなあ。
カフカの住んでた家を見て、zlata ulizka黄金小路No.22を探
す。
すごい水色のちっちゃなおうち、東欧人が住めるとは思えない
天井ぎりぎりで、5人入ったらいっぱいになるような部屋。
壁も窓も扉も全部グニャグニャしして、こんな家に住みたい!
おもちゃミュージアムに入るとまたドールハウス発見。
もっと小さかった。
人形は怖かったけどキユーピーだけかわいい。
電車のおもちゃとかは、すごい細かくできてて、寝台車の上開けるとコンパートメント
の6人ベッドにちゃんと人が寝てた。
真っ暗になる中、チェコの夜景がものすごくオレンジにキラキラしててきれい。
土がみんな氷になってた。
ごはんの後、バーへ行った。
さっきワイン2本とビール買ってホテルの秘密の部屋に冷やしてきたから、今日は飲む
日に決定。
バーの横ではオヤジたちがチェスを打ってる。
ここがワインを冷やす、ひみつの小部屋
帰ってワイン飲んだ。
グラスがないから3人でラッパ飲み。
すっかり酔っ払って、葉書書いてグーグー寝た。
寝る前、すごい暑くて窓開けてたのに、夜中めちゃくちゃ寒い。
セントラルヒーティングがぐつぐつシューシューいって私達をビビら
せていたハズなのに、(ヒーターの上の葉っぱが熱気でゆらゆらして
たのに)なぜか今は寒い。
わかんないやつだなぁ。